色彩について自分なりの学びや考えを共有します。色彩検定の公式テキスト*1を参考にしています。
本日は、ドミナントトーン配色についてです。
ドミナントトーン配色とは?
自然の風景は、一つの色やトーンでまとまって見えることがあります。たとえば、霧が深い森では、風景全体が灰色がかって淡く映りますよね。このように一つの色相やトーンによって統一感を与える効果を、ドミナント効果と呼びます。ドミナントとは「支配的な」「優勢な」という意味です。
ドミナントトーン配色は、トーンのドミナントを表現した配色のこと。トーン(色調)とは色の三属性(色相・明度・彩度)のうち、明度と彩度の組み合わせで表した系統です。 ドミナントトーン配色では、同じトーンの複数の色相を使って統一感を出します。
本日のデザイン
春の草原を、ペールトーンの配色で表現してみました。
2020.04.02 1st edition
*1:公益社団法人 色彩検定協会『色彩検定®公式テキスト 2級編』