そらはな いろは

日々を彩る知恵の書庫

【百人一首/38番歌】右近

百人一首についての学びを共有します。

本日は、右近による38番歌です。

 

本日の一首

忘らるる

 身をば思はず

  誓ひてし

   人の命の

    惜しくもあるかな

 

(わすらるる

  みをばおもはず

   ちかひてし

    ひとのいのちの

     をしくもあるかな)

 

作者

右近(生没年不詳)

平安時代中期の女流歌人。

醍醐天皇の中宮穏子に仕えた女房です。

恋多き女性であったと伝えられています。

 

本日のデザイン

想い人に神罰が下る事を惜しむ女性をイメージしました。

2023.06.22 1st edition