色彩について自分なりの学びや考えを共有します。色彩検定の公式テキスト*1を参考にしています。
本日は、コンプレックス配色についてです。
コンプレックス配色とは?
黄色に近い色を暗い色に、青紫に近い色を明るい色にした配色をコンプレックス配色と呼びます。ナチュラル配色(自然の中でよく目にする配色)とは逆に、自然の中であまり見かけない色の組み合わせです。
たとえば、有名な画家である フィンセント・ファン・ゴッホ の作品『自画像』には、コンプレックス配色が使われています。(赤の明度を低くした)赤茶色と、(青の明度を高くした)水色の組み合わせ。やや違和感のある、複雑な配色ですね。
本日のデザイン
奥行きを感じる景観を、暗い赤と、明るい青緑色で表現してみました。
2020.03.29 1st edition
*1:公益社団法人 色彩検定協会『色彩検定®公式テキスト 2級編』