そらはな いろは

日々を彩る知恵の書庫

【百人一首/29番歌】凡河内躬恒

百人一首についての学びを共有します。

本日は、凡河内躬恒による29番歌です。

 

本日の一首

心あてに

 折らばや折らむ

  初霜の

   置きまどはせる

    白菊の花

 

(こころあてに

  おらばやおらむ

   はつしもの

    おきまどはせる

     しらぎくのはな)

 

作者

凡河内躬恒(生没年不詳)

おおしこうちのみつね。

平安時代前期の歌人・官人で、三十六歌仙の一人です。

 

本日のデザイン

霜と見分けがつかなくなった白い花の咲く野をイメージしました。

2023.06.13 1st edition